水再生センターでの脱臭実験
検証1:99.4% の人が、「ニオイが改善された」と実感。
水再生センター事務棟において、事務所内の臭気対策を目的に当社オゾン脱臭装置を設置。60日間にわたる「感応テストによるアンケート評価」、「ニオイセンサ-での数値化による評価」
実験を実施しました。
実験の結果、感応テストのアンケート評価で、99.4%の方から、効果があったとされる評価をいただきました。
検証2:臭気減少率約45%を実現。
当社オゾン脱臭装置の個別電気配線式をご採用して頂きました某施設内おいて、オゾン脱臭による効果測定を行いました。
・外気は晴れ、気温5.2℃時
・オゾン噴霧20分後に臭気を測定しました。
・臭気減少率は約45%を実現しました。
新型コロナウイルスに対するオゾン(O3)反応
メカニズム
- オゾンの強い酸化力で、新型コロナウイルスのスパイクタンパク質等を攻撃し構造破壊を引き起こします。
その結果、ウイルス結合を阻害して新型コロナウイルスを不活化すると共に感染を抑制します。 - 後に細胞の総合的な機能破壊により死滅いたします。
新型コロナウイルス不活化データ
【研究成果】
感染価1.2x105PFU/sampleの新型コロナウイルスをオゾンガスに作用させると、0.05ppmでは16時間後に、0.1ppmでは8時間後に検出限界である<1.00 x 100PFU/sampleに感染価が減少しました。
図1.ウイルス感染価の推移
インフルエンザウイルスのオゾン(O3)反応
スパイクタンパク質と呼ばれるHA(ヘマグルチニン)は、ウイルスを構成するタンパク質の割合として最も高い40%を占めヘマグルチニンが破壊したり変質したりすれば、そのウイルスは感染力を失います。
オゾンはそのスパイクタンパク質を攻撃して破壊します。
- B型インフルエンザはA型とよく似ている。
- C型インフルエンザはHAとNAの蛋白がなく、HE(ヘマグルチニン―エステラーゼ)がHAとNAの両方の役割をするタンパク質がある。(季節性がなく通年で発生)
- D型インフルエンザはC型に似た構造で、牛や豚に感染(人に感染する可能性が示唆されているが、病原性については確認されていない。
カビに対するオゾン(O3)反応
メカニズム
- 細胞壁、細胞膜破壊とオゾン透過
- 膜タンパク質の変性
- 細胞内からの細胞質成分の漏出
細胞の総合的な機能破壊により死滅する